フジオカのゴルフのお悩み相談室 vol.4「バンカー攻略」

フジオカのゴルフのお悩み相談室 vol.4「バンカー攻略」
相談者
ゴルフ歴5年
Sさん
(26歳・男性)

バンカーが全般的に苦手なので、コツを教えてください。 特にグリーン周りのバンカーで目玉になっている時の上手な打ち方を知りたいです。

藤岡プロ

バンカーは状況によって気を付けるポイントが違うので、基本の打ち方と4つのパターンでのポイントをお伝えしたいと思います!


藤岡功嗣
Koji Fujioka
大阪府出身
1986年10月1日生まれ
大学卒業後に大手建設会社に就職するも、会社のコンペの為に始めたゴルフに魅了される。小学校から高校まで野球に打ち込んでいたこともあり、ボールを打つ楽しさを再認識し「もう一度真剣にスポーツをしたい!」という強い想いから25歳でゴルフ業界への第一歩を踏み出す。
2017年にPGAティーチングプロの資格取得し、現在は【リアルゴルフアカデミー(HP/Instagram)】に所属。国内プロトーナメント運営スタッフなども行う。主に「江坂ゴルフセンター」を中心にレッスンを行っており、ジュニアゴルファー育成に励む。これまでの指導人数は2,000人に上る。
Instagram(@fujiokakoji) では、独自で考案した【藤岡メソッド】を随時配信中!!

基本のバンカーショット

まずバンカーとはボールの手前の砂を爆発させ、ボールをバンカーから出すショットの事です。
通常のショットとの違いは、少しスタンス幅を広げ重心を下げて構えることです。
バンカーショットの打ち方は様々ありますが、基本的な2つの打ち方をご紹介します。

手首をローテンションして打つ


通常の打ち方通り手首をローテーションして打つこの打ち方は、インパクト時にクラブを振り上げすぎてしまうとトップしてしまったり、グリーンを超えてオーバーしたり、OBになる可能性があります。
そこでポイントとしては、インパクトの後クラブヘッドをすぐに振り上げようとせず、できる限り低く振り抜くようにします。

バンスで砂の上を滑らせるショット

2つ目のバンカーショットは、クラブヘッドのバンスと言われる部分で、砂の上を滑らせ打っていくショットです。
イメージとしては、アイスクリームをスプーンで薄く削り取るような使い方をします。


どちらにも共通するポイントは、ボールを打った後 体の左側にクラブを振り抜きすぎないように注意することです。イメージとしては自分のおへそから右斜め前にクラブのシャフトが伸びているような形をとるといいでしょう。


以上、基本のバンカーショットですが、どちらも試してご自身が打ちやすい方法を習得してみてください。


グリーン周りのバンカー

目玉になっている時


グリーン周りで目玉になっているバンカーの場合、振り抜く事は難しくなります。
そのため、フェイスをしっかりと開き、ボールの少し手前を鋭角に叩きるけることによりボールをバンカーから出します。
また、力のない女性やジュニアなどはインパクトの瞬間に砂に負けてしまいフェースがより開いてしまうため、最初からフェースを被せた状態でインパクトします。
そうすることでインパクトした瞬間に砂の抵抗に負け、フェースが開き、ボールがバンカーの外へと飛び出すようになっています。

どちらの場合もボールの少し手前を鋭角に確実に打ち込む事が必要となります。目玉の時はバンカーからまず出すという事を優先に考えショットしましょう。この時欲張ってミスをしないように注意してください。

ピンが遠い時と近い時の打ち分け

【距離が遠いバンカー】
ピンまでの距離が遠いバンカーの場合は、サンドウェッジだけではなくアプローチウェッジやピッチングウェッジのロフト角が立っているクラブを使うことでボールは高く上がらなくなくなりますが距離を出すことが可能となります。
サンドウェッジで無理やり思いっきり降って出そうとすると失敗の原因になりますので、クラブを変えてショットすることが大切です。

【距離が近いバンカー】
ピンまでの距離が近いバンカーの場合は、サンドウェッジなどのロフト角が寝ているクラブで打ちます。
この時大きくスイングしてしまうとどうしても距離が出てしまうので、振り幅で距離を調節します。注意するポイントは、振り幅を小さくしますがインパクトの瞬間に力を緩め、スピードを落とす分ではありません。振り幅は小さくなっても、しっかりと地面に鋭角にクラブを落とすことが大切です。


フェアウェイバンカー

打ち方


どうしてもフェアウェイバンカーに入った場合、ダフるのを怖がり少しトップめに打とうとする人が多いです。しかしそうすることで体が浮き上がってしまい本当にトップしてしまう、という方が多く見られます。

フェアウェイバンカーだからといって打ち方を変える必要はなく、常にボールをクリーンに打つ練習が必要です。そうすることでゴルフ練習場のマットの上で打っても、フェアウェイの上で打っても、雨の日のジュクジュクしたフェアウェイの上で打ってもバンカーの上で打っても同じ玉を打つことができます。

番手の選び方

フェアウェイバンカーの場合は、通常のフェアウェイから打つよりもボールが地面に触れている面積が多いため、飛距離が摩擦抵抗により少し落ちます。
そのため通常よりも一番手大きめのクラブで打つようにしましょう。
また、バンカーのふちに近い場合はあまり長いクラブで打つとロフト角が立っているためボールが上がりにくくバンカーのふちに当たってしまうことがあるため、ふちに近い場合はロフト角が少し寝たクラブで出すことを優先に考えて打つようにしましょう。



アゴが高い時の打ち方

アゴが高いバンカーからの脱出方法は、最初の打ち方の二つ目のバンスを使ったショットで出していきます。
ただしこの時高さが稼げない場合があるのでその場合は、フェースをしっかり開き振り抜くことが大切になってきます。

この時のポイントとしては、右の手のひらを自分の顔の方に向けていくようにスイングしていきます。そうすることで手首のローテーションを使うことなく、また手首をこねることなくショットしていくことが可能となります。

クラブを持たずに一度イメージしてください。右手の使い方のイメージはクラブを持たずに構えた状態でテークバックします。振り下ろしてきた右の手のひらを振り抜いた後自分のおでこに当てるように手のひらを使いフィニッシュまで持ってきます。実際クラブを持ってこのイメージで振り抜く事によりバランスをしっかり使いボールを高く上げる事が可能となります。


バンカーで注意するポイント

・ボールを打った後にクラブを振り抜きすぎないようにする事

・グリーン周りバンカーの目玉になった時は、ボールの少し手前を鋭角に打ち込む事

・グリーン周りバンカーでピンが遠い時はロフト角が立っているクラブ、近い時はロフト角が寝ているクラブ

・フェアウェイバンカーでは打ち方を変える必要はなく、通常ショットよりも一番手大きめのクラブで打つ

・アゴが高い時はフェースをしっかり開き、振り抜く事




バンカーでのマナー

バンカーでショットを行った後にバンカーをならすという事がマナーの一つですが、ショット後は素早くならせるようにショットする前にバンカー内にならす道具(バンカーレーキ)を持って入ります。そしてショットの邪魔にならないところに置いておきます。そうすることでショット後バンカーレーキを探しに行く必要もなく素早くバンカーをならすことが可能となります。
使用後のバンカーレーキは次の人のことを考え、取りやすい所に置いておきましょう。バンカーから出る際は自分の足跡も消しながら出るようにしましょう。


基本的なバンカー内のルール

バンカー内でショットをする際はクラブのソールを地面につけてはいけません。もしもつけてしまった場合はペナルティとなりますので、1打の罰が科せられます。もちろん素振りの際に砂を打って地面の固さ等を確認することもできません。


ゴルフ用語

記事内に出てくるゴルフ用語の解説です。


バンス

サンドウェッジのソール後方のふくらみのこと


ソール

クラブヘッドの底の部分


バンカー

ハザードの一種で砂の入った窪地


バンカーレーキ

バンカーを平らにならす道具


ペナルティ

ルール違反をした時に加えられる打罰のこと


ロフト角

クラブフェースの傾斜角度


ハザード

コース内にある障害物


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