その食べ物がもしかしたら腸を傷つけてるかも!?【グルテンの知識】

その食べ物がもしかしたら腸を傷つけてるかも!?【グルテンの知識】

健康やダイエットへの意識が高まる近年、「〇〇ダイエット」や「〇〇フリー」という言葉がたくさん溢れてきました。
その中でも、今日は「グルテンフリー」に注目していこうと思います。


そもそも「グルテン」って何?


「グルテン」とは、小麦・ライ麦・大麦などの穀物に含まれるタンパク質のことで、「グリアジン」と「グルテニン」という成分から成り立っているそう。
日常的に口にするものだと、パスタやうどん、餃子やシュウマイ、ビールなどが代表的に含まれる食物です。


「グルテンフリー」はもともと治療法だった!?


「グルテンフリー」とはその名のとおり【グルテンを含む食べ物を摂取しないこと】ですが、もともとは『セアリック病』という、グルテンを体質的に受け付けない人たちの治療として取り入れられてた食事療法だったそうです。
ですが近年は、セアリック病とまではいかなくてもグルテン摂取により体の不調が出る『グルテン過敏症』といわれる人の割合が増加し、その症状を緩和するために「グルテンフリー」を取り入れる人が増えているそうです。



「グルテン」が腸を傷つけることがある!?

元々ヒトの体には、毒素や最近などのいらないものを摂り込まないように腸内の免疫細胞が不要なものを排除する働きが備わっているそう。
ですがグルテンは消化がしにくい上、グルテン内の『グリアジン』が腸内を傷つけこの働きを邪魔してしまうそうです。それに伴い不要な毒素等が体の中に取り込まれてしまうのだとか。

もちろん全てがすぐ体の害になるわけではなく、若いうちはその毒素等を排出する力があるそうですが、加齢により排出が追いつかなくなったり、体質的にグルテンの消化が苦手な方などは体内に蓄積されやすくなるそうです。そしてある一定量の毒素や細菌等が体内に残ったままになると、他の臓器などの負担となり、慢性的に症状に悩まされるようになる可能性が高くなるそう。

また、グルテンの摂取で下記症状などが引き起こされる『グルテン過敏症』の特徴は、通常の食物アレルギーの症状の表われ方の様な即時型ではなく、摂取から症状が出るまで時間のかかる『遅延型』だということだそうです。

「グルテン」による不調の数々


代表的な不調の症状は、
・腹部膨満感
・腹痛
・下痢
・便秘
・逆流性食道炎
・腸の不調
・頭痛
・めまい
・頭がすっきりしない
・むくみ
・肌荒れ
・月経前症候群(PMS)がひどくなる
・うつ症状
・蕁麻疹
など、様々。

当てはまるものが多い方は、もしかしたらグルテン摂取によるものなのかもしれません。
「グルテン過敏症」を診断することが難しいといわれていますが、気になる方は一度【2週間のグルテンフリー生活】をおすすめされるお医者さんもいらっしゃるそうです。グルテンフリーにより上記症状が緩和されたり軽減された場合は、グルテンを控えることでより健康的な体づくりができるかもしれません。

「グルテンフリー」が向かない人もいる?

グルテンを摂取しても不調がなかったり、グルテンフリー生活を送っても上記症状が改善されない場合は、むやみにグルテンフリーを取り入れない方がいいそうです。症状の原因でないグルテンを取り除くことで栄養のバランスが崩れ、それによる体調不良を引き起こす可能性もあるそうです。

「グルテンフリー」を続けるコツ


そんなグルテンですが、不調が出る方でも「なかなか辞められない!!」という方も多いそう。
原因はグルテンがもつニコチンやカフェイン同様の『依存性』、といわれているそうです。

そこから脱却する為には、
急にパン食の方が一切パンを食べないようにする、ではなく、「小麦粉を米粉や大豆粉などに置き換える事」や、「1日1食からグルテンフリーを始める」など、無理ない程度で取り入れていく事がおすすめ。

「グルテンフリー」おすすめな食材


今やグルテンフリーの方の食材やすでに加工されている料理などが簡単にインターネット上で購入できます。


米粉

グルテンが豊富な小麦粉の置き換えで代表的な食材といえばこちら。
米粉の主成分は「でんぷん質」。グルテンのように吸水性が高く、パンやお菓子ももちもちしっとりとした質感は損なわずに置き換えができます。また、最近では比較的入手しやすく、どの料理にも置き換えで使用しやすい。

大豆粉

ダイエット中の方には、是非摂り入れていただきたいのが「大豆粉」
生の大豆を粉末状に挽いたもので、お菓子やパンの他、ポテトサラダやお好み焼きなどの様々な料理にも代用できる代物。また、小麦粉よりも糖質が少ないにも関わらず、食物繊維は多く含まれる事から、ダイエット効果にも期待大。ちなみに、「きな粉」は一度煎った大豆を粉末状にするのでそのまま食べられますが、大豆粉は「生」の大豆を粉末状にしているので、必ず加熱して使用してくださいね。

ラーメン・パスタ・うどん・そうめんも

麺類がとっても大好きな人に吉報!
今やスーパーなどでもグルテンフリー対応の麺類が続々販売されています。言われなければ小麦粉不使用だなんてわからないくらいクオリティが高いものがたくさんあります。是非是非お試しください。

グルテンフリー生活を始めること


以前に比べ「グルテンフリー」という言葉が広まり、小麦アレルギーの方のみでなく、グルテン過敏症の方や、ダイエット中の方、様々な方に向けた食材や商品が多く並ぶようになりました。好きなものを我慢するのではなく、上手に置き換えていくことでストレスなく「グルテンフリー」生活が始められることがとっても恵まれているな、と感じます。
是非是非、気になるところがあれば実践してみてくださいね。

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