

Yさん
(34歳・男性)
パターがどうしても苦手です。
コツやポイントなどがあれば教えてください。

パターを上達してパット数を減らすためにはまず一番大事なのは
1mから1.5mのパターをまっすぐ打てるかどうかです。
あと少しのところで右や左に外れた経験はありませんか?
そうならない為、1mのパターが百発百中で入るように練習します。
それができれば少しずつ距離を伸ばし1.5mまでのパターを百発百中で入るように練習します。
そうすることで ロングパットの場合やアプローチの場合でも
カップを中心とした直径3mの円の中にボールを入れることにより
次のパットで確実にカップインすることが可能となります。
今回はそんなパターの基本と失敗タイプ別の解決ポイントを、2部に分けてアドバイスしていきます。
藤岡功嗣
Koji Fujioka
大阪府出身
1986年10月1日生まれ
大学卒業後に大手建設会社に就職するも、会社のコンペの為に始めたゴルフに魅了される。小学校から高校まで野球に打ち込んでいたこともあり、ボールを打つ楽しさを再認識し「もう一度真剣にスポーツをしたい!」という強い想いから25歳でゴルフ業界への第一歩を踏み出す。
2017年にPGAティーチングプロの資格取得し、現在は【リアルゴルフアカデミー(HP/Instagram)】に所属。国内プロトーナメント運営スタッフなども行う。主に「江坂ゴルフセンター」を中心にレッスンを行っており、ジュニアゴルファー育成に励む。これまでの指導人数は2,000人に上る。
Instagram(@fujiokakoji) では、独自で考案した【藤岡メソッド】を随時配信中!!
まずは基本から!(右打ちの場合)
アドレス
パターの構えは雑誌やテレビでも見ての通り色々な構え方の人がいます。
パターはショットの時のスイングとは違い 振り子の軌道になります。ボールの置く位置は顔の真下(左目の真下)に来るように構えます。パターが自分自身の顔の鼻の部分だとすると左目の下にボールがくるように構えます。それ以外の前傾角度、スタンスの幅、肘の曲がり具合など 自分自身が構えやすく疲れないアドレスであれば自由に構えて大丈夫です。
ストローク
パターのストロークはショットとは違い横振りではなく真上からボールを見下ろし振り子のようにクラブを動かしていきます。そうすることでフェイスの面が常に目標方向に向いている状態になるためボールをまっすぐ転がすことが可能となります。
この時パターのストロークではフェースの面が、テイクバック時(クラブヘッドを後ろに引いた時)インパクト後フォロースルー時(クラブヘッド目標方向に打ち出した時)も、フェイス面が常に目標に向いているようにします。よく雑誌などでインサイドからインサイドにヘッドが動くと紹介されることが多いですがあまり意識をせずにクラブのヘッドを真っ直ぐ振り子のように振り抜くことを心がけましょう。
カップの見方
カップの見方はラインによって変わります。
①真っ直ぐの場合 : カップインする場所はカップの手前半分
②フックラインでカップインする場合 : カップの右半分
③スライスラインでカップインする場合 : カップの左半分
これらがそれぞれのラインに対してのカップの見方になります。カップを丸だと思ってしまうと例えばフックラインの場合、右半分からは入りますが左半分から入ることはありません。なのでカップの見方はラインに対して有効なカップ半分を見ることが大切です。
ゴルフ用語
記事内に出てくるゴルフ用語の解説です。
ゴルフクラブを持ってボールを打つ為の構え
スタンス
アドレスした時の足の構え
ストローク
ボールを打つこと
フェイス
ゴルフクラブのヘッド部分のボールを打つ面の部分
テイクバック
アドレスから振りかぶる動作
フォロースルー
インパクトから振り抜く動作
カップ(ホール)
各ホールのフィニッシュ地点になるグリーン情に開けられた穴。正式名称は「ホール」
ホールアウト
ボールをグリーン上のホールに入れて、そのホールをプレー終了とすること
フック
打ったボールが左に曲がること(左打ちの場合は右に曲がること)
スライス
打ったボールが右に曲がること(左打ちの場合は左に曲がること)
次回は、失敗パターン別の解決ポイント
距離感がわからない、ラインがわからない、、、など、よくある失敗の解決ポイントをお伝えします!こちらにて随時お悩みを募集中!!
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